君想論 〜2人のサヤカ〜



「……よーし桐野くん、選ばせてやる。今ここでガツンと叱れておくのと、今後、時間を掛けてネチネチネチネチいじられ続けるのと……どっちが好みだ……??」

「[デッドorデッド]ッスね……??」

「さっさと選べ……」


まぁだが、そもそも授業をサボった桐野くんが悪いんだ。

ここは素直に非を認めねばならぬ場面のようだな……


「……んで桐野……私に何か言いたいことは……??」

「……………」






























「あっれ……??どうしてこんなところにまな板があるんだ……??」

「………????」

「……あっは!!!!板倉先生のおっぱいだった!!!!うっかり〜☆」


逃走開始ィ!!!!!!


「桐野ォォッッッ!!!!!!!!」

「すみませんでしたぁッ!!!!!!!!」




1組名物・担任[板倉]と問題児[桐野]の逃走劇の火蓋が切って落とされた――………





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