ねぇ どこが好き?


小嶋クンは黙ったまま





私の目を見つめている






――澄んだ瞳だなぁ





問いただしてるのに



ついそんなことを思ってしまう…






"今年の新人クン"

くらいにしか思ってなかったから



こんな時なのに


新たな発見の連続だよ







澄んだ瞳が一瞬揺れ動き




「あのぅ……

すみませんでした!!」





  ゴツッ!!





謝ったと同時に


勢いよく下げた小嶋クンの頭が


私を直撃した






「あぁぁ!

す、すみません!!

いや、頭もだけど…

その…キスのことも…

あの、その、えっと、だから…」





ぶつかった場所の髪が


グチャグチャになるくらい

頭を撫でながら話す






「フフフッ 焦りすぎだって」





あまりのテンパりように


思わず笑ってしまう






胸が締め付けられるような男の顔したかと思えば…



やんちゃな男の子の顔になったり





何だか飽きない人だな―…