「俺っ、彼女から逃げてきたんだっ」



「どーして?」



「彼女といっと疲れるってか

いちいち弁当の感想いうの

飽きたってか(笑)」



「いいじゃんー

優しい彼女さんじゃん!!!

お弁当作ってくれるだけ

ありがたいじゃんっ」



「まあなー」



「彼女さん可哀想だよ〜

お弁当食べるの待ってるんじゃ?」



「別いいし

俺は逃げれたんだから」



「ならお弁当だけ

奪って屋上来てよね!!!」



「はあー?」



「あたしが食べるの〜」



「バカかお前っ

どんだけ食う気してんだよ」



「初対面のアンタに

なんでそんなことっ

てか〜

早く屋上から出てって!!!

ここはあたしの

ゆういつのリラックスできる

場所なんだからっ」



「なら

あと喋んないで

隅のほうで静かにしてる

それでいいだろ?」



「不気味。」



「もういいよ

いろ02事情あんでしょ?」



「Thank you」