どうしてそれを――――… 「ママ、ほんとうなの?」 「えっ――― う、うん」 私がそう言うと、 「よし! ゆいもちょうちょになれるようにがんばるっ」 いい意味でね。 私みたいには 絶対させないから。 そう心でつぶやき、 ゆいの頭を撫でた。 すると、 家の中から愛おしい声が聞こえた。 「ただいま」 「あっ! パパだあ!!」 ゆいは走って家の中へ入って行った。