「2人とも･･･落ち着いて聞いてね･･･?
　あたしも、まだ信じてないんだけど･･･」





そう言って、あたしは先刻のことを包み隠さず全て言った。






「「―――――――――･･･」」




2人とも、目を見開いて暫く固まっていた。







「･･･どうしたんだろ･･･悠季･･･」



「･･･ッ、とりあえず帰るぞ!!
　悠季と話し合うんだ･･･!」



「･･･」






りづは涙目になっていた。



悠季、なんで急にあんなこと･･･。







あたし達は、瑞季のことを支えながら瑞季達の家に向かった。