「瑞季っ・・・!!大丈夫・・・?!」



「瑞季くんっ・・・!」





あたしと、解放されたりづが倒れている瑞季に駆け寄る。





「・・・柚津紗・・・璃津紗・・・。
 なんとか大丈夫だ・・・。
 アイツらそんなに強くしてこなかったし・・・」




そう言いながら立ち上がる瑞季。





「―――――でもっ・・・
 瑞季・・・すごい怪我・・・」




「大丈夫だって。
 ・・・それより、悠季は・・・?」




「・・・悠季くんにも何かあったの・・・?」





2人が心配そうな顔であたしに聞く。




・・・・・・言わ、なきゃ―――――・・・