「・・・どういう意味だ・・・?」 「ッあははっ、別に~? ただ、俺は悠季くんとも友達だよ?」 ―――――――――・・・。 「・・・悠季に・・・何かしたの・・・?」 あたしが消えそうな声で問う。 「・・・まさか。 俺は何もしてないよ?」 そう言った後、ピン、と麻生くんは自分の指を弾いて音を出した。 すると――・・・ 近くにいた不良が、あたしの頭を殴った。 「―――――っ!!!」 あたしはそのまま倒れこんだ。