そして、それから暫く他愛のない話をしていた。 ―――――だけど。 2時間経ってから、瑞季が言った。 「・・・なんか遅くね?委員会何してんだろ・・・」 「・・・確かに。もう2時間も時間経ってるし・・・。電話かけてみようかな・・・」 そう言って、あたしは携帯を取り出した。 そしてりづに電話をかけたんだけど―――・・・ 【ただいま電話に出ることができません・・・】 その電子音を聴いて、あたしは電話を切る。 ・・・りづが電源切ったりしてるなんて珍しいなあ・・・