――――そして、放課後になった。 「ごめんねっ!!あたし今日、委員会の 仕事があるから・・・10分くらい待ってて もらえないかな・・・・・・?」 りづがあたし達に頭を下げて言った。 「委員会?全然いいよ!」 「教室で待ってるからな」 あたしと瑞季はりづにそう返した。 だけど、悠季は違った。 「・・・ごめん、俺今日も・・・ 用事あるから先帰るわ・・・」 「・・・え?」 あたしが聞き返すが、悠季は何も言わず教室から出て行った。