すると―――・・・ 「・・・この4人で、ずっと一緒にいられますように」 ・・・それを言ったのは、瑞季じゃなかった。 瑞季の少し後ろに立っていた悠季が言ったんだ。 そして、あたしはその言葉に驚くことになる。 「――――え・・・あたしも、そう考えてた・・・」 あたしは呟くようにそう言った。 さっきあたしが願ったのは、 "永遠にこの4人でいられますように" だったから・・・。