その時。 ―――――――――キラッ 偶然か、運命か。 あたしたちの頭上に、2回目の流れ星が流れた。 「っ・・・! ねぇ、願い事できたっ??」 流れ星が消えた後、あたしは3人の方を見て言った。 「できたできた」 瑞季がそう言って笑った。 「ねえ、なんてお願い事したのっ?」 「・・・そういうのって人に言ったら 叶わなくなりそうな気するんだけど」 瑞季が少し目をそらしてそう言った。