「・・・・・・アイツら・・・嘘ついてたわけか」 悠季が小さく呟いた。 重い空気が流れていた時―・・・ ――――――――キラッ・・・ 空に、一瞬何かが流れるのが視界に入った。 「・・・流れ星・・・」 りづが薄く微笑んでそう言った。 「――――あぁっ! 急すぎて願い事してないしっ」 そう言ったのはあたし。 ――――もう1回流れないかなぁ… あたしは上を向いたままそう思っていた。