冷女と野獣





「ん……」

なんだ…また、か


昔から母親から受けてた暴言の言葉で私はいつも起床する。

どうやら私は夢の中にまで安住の地がないらしい。


だが慣れとは怖い
人間その事にまで慣れてしまうのだから。



私は母親の機嫌を損ねないように素早く学校指定の制服に着替える

この前少しリビングに行くのが遅れたせいで散々母親に冷たい目と冷たい言葉をいただいた。

朝早くからあんなのはもうまっぴらだ。









「あら、おはよう冷子、早く朝ご飯食べちゃいなさい。」

リビングに行くと母親はいつものように私に冷たい目線を送るのではなくニッコリと微笑んでいた。


なんで、と声を出すよりも早く私の目線はその偽物の母親にした人物を捕らえた。