私は連れられるがままに増田 浩介の友人の家の中にお邪魔していた。
「お、浩介じゃん!!どしたの!?」
「おー、今お前のねーちゃん居っかなと思ってよぉ」
「あー、ねーちゃん?
多分上で彼氏といんぜ。」
「マジ?ちょっと呼んできてくんね?」
「今無理。ヤってる最中だし」
「マジかよ!あ~も~男に早くイけっつっとけ!」
「まあまあ、気長に待とうぜ~」
カラカラと笑っている男が増田浩介の友人らしい。
黒の短髪にいかつい顔。黒のタンクトップにゴツいアクセサリー。右腕には竜の刺繍がしており、いかにもヤーさん系で…
「……ん?」
「!」
ひいいいぃぃ目が合っちゃった!