私はなんとか二限目に間に合い、そのまま授業を無事終え家に帰宅。

すると玄関を開けた瞬間私は一瞬ビクっとしてしまった


だって…


「アンタ、何やってたの?」




母親が仁王立ちでこちらを睨んでたからだ。




「な、…何って…?」

私は母親の意図が分からず、首を傾げる。


「何、じゃないでしょう!!
アンタ一限目どこほっつき歩いてたの!?」


大声を出してこちらに向かって怒鳴り散らしてきた母親

私は母親の言いたい事が分かりみるみる顔が真っ青になって行くのがわかった。




「え……別に「今日先生から電話あってね、娘が一限目出てないって言うから私何回もアンタの携帯に電話したのに出ないし、もうお母さん恥ずかしくて死にたかったわっ!!!」



「ごめんなさい…」


「どこで何をしてたのか分からないけどね、アンタの分際で私を困らせないで欲しいわっ」



「はい…ごめんなさい……」



「アンタは勉強だけしてればいいのよっ!



本当に










ハヤくシネバイイノニ!!」













ああ、


そうだね、お母さん


本当にごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


迷惑掛けてごめんなさい。

もう迷惑掛けない、イイ子にするから。





だから

















私を見捨てないで