「由加！」


「な、なに…」


突然声を上げた柚稀を見るとキラキラと輝いてる目。

それはもう、キラッキラと。



「俺、いーこと思いついちゃった」


「……」



わたしには悪い予感しかしません！！


にっこり笑った柚稀を見て、その予感が外れる事を祈る。



…だけど、

そんな祈りは柚稀の一言で無意味だったと悟る。




「ヤキモチ妬かせちゃえよ」



「……」




………、

……………は？