告白予定日



「うひゃひゃ!

余計な事ってなんだろーねー?」


「下元ってほんと性格悪いな!」


「いやいや〜。

それほどでもありませんよ。」


「ほめてないっつーの!

あ〜もう!

じゃあ荒木、昼休みにな。


あ、あとノートさんきゅ!

机に帰しといたから。」


「うん、またあとでね。

ノートありがとね。」


「はは。

ありがとうは俺のセリフだって。


じゃあな。」


そういうと、笑顔で自分の机に戻って行った。


瀬野くんを近くで見るのは今日2回目だけど、やっぱり緊張するな〜…




「ちょっとちょっと〜!

なーに見とれてんのよ。


そんなんじゃ告白なんかできないよー!!」


「ちょっ…

しーーー!!!


声がおっきいってば!!」


「あは、ごめーん!」


ものっすごいニコニコしてる鈴。


「鈴きもい〜。」


「うっふっふ〜!

キモくていいもんねーだ!!」


鈴が壊れた…。


クラスのみんなもこっち見ちゃってるよ。