③:現
母「海翔くん‥。受け入れたくないのはわかる。おばさんもこんな現実を受け入れたくないわよ?
でも現実から逃げたりしたらダメなの。
七海は死んでしまったの……。」
海翔『……』
母「海翔くん―…。
おばさんからお願いがあるんだけど、聞いてもらえるかなぁ?」
海翔『…なんですか?…』
母「彩花から聞いたんだけど、七海は海翔くんの弾くギターが大好きだったのよね?それでね。
七海が天国に1人で行くのに寂しくないように、海翔くんのギターを流してあげたいの。天国でも聴けるように、棺にも入れてあげたいのよ。
海翔くん、弾いてもらえないかなぁ?」
"七海は―――。
俺の弾くギターが大好きだった…。
七海は、いつも喜んでくれてた。"
『わかりました!俺やります。やらせて下さい!!!!』
"七海は、もういない―――。
俺がヘコんでると、いつも笑って背中を押してくれた。
嫌なことがあって、七海に八つ当たりしても、七海はいつも笑ってそばに居てくれた。
七海……。
俺は誰に寄りかかればいいんだよ―――?な?"
母「海翔くん‥。受け入れたくないのはわかる。おばさんもこんな現実を受け入れたくないわよ?
でも現実から逃げたりしたらダメなの。
七海は死んでしまったの……。」
海翔『……』
母「海翔くん―…。
おばさんからお願いがあるんだけど、聞いてもらえるかなぁ?」
海翔『…なんですか?…』
母「彩花から聞いたんだけど、七海は海翔くんの弾くギターが大好きだったのよね?それでね。
七海が天国に1人で行くのに寂しくないように、海翔くんのギターを流してあげたいの。天国でも聴けるように、棺にも入れてあげたいのよ。
海翔くん、弾いてもらえないかなぁ?」
"七海は―――。
俺の弾くギターが大好きだった…。
七海は、いつも喜んでくれてた。"
『わかりました!俺やります。やらせて下さい!!!!』
"七海は、もういない―――。
俺がヘコんでると、いつも笑って背中を押してくれた。
嫌なことがあって、七海に八つ当たりしても、七海はいつも笑ってそばに居てくれた。
七海……。
俺は誰に寄りかかればいいんだよ―――?な?"



