今、君に会いたい。 君に一目会えるなら、この命さえも惜しくなんかない。 君の居ないところでは、僕の存在なんて、何も意味を成さないから。 優しく微笑む、その横顔も。 綿帽子を飛ばす、柔らかでいたずらな唇も。 桜色のかんざしでまとめられた、艶やかな髪も。 鈴の鳴るような、可愛らしい声も。 忘れられない。 貴女の全てが、僕の中で鮮やかに生きている。 会いたい。 愛してる、八重。