「……無駄口を叩く以前に自身の技を磨け。使えない奴は此処には要らぬ」 冷たく見据えて僕がそう言うと、隊員達の顔が凍ったように青ざめる。 それで奴らが怯もうとも知ったことではない。 本当のことを言っただけだ。 「……行こう、沖田」 土方さんが僕の肩をぱんっと叩き、促す。 僕はそれに従い、屯所へと戻った。 一歩一歩踏み締めるごとに、思考がスッと晴れてゆく。 人を斬る間の僕は、異常なほどに冷静で、感情は一切排除される。 歩くうちに、そんな白黒な頭の中が次第に色付くのが分かる。