エスト「あっ杏樹」


話が終わったのか、エストが私に駆け寄ってくる


杏「んー?話は終わったの?」


エスト「終わったと言うか元々話す内容などありません。向こうが勝手に喋っていただけです」


疲れたようで、溜め息を吐きながら言った

杏「あっ、ヤッパリ?」


薄々気が付いてたけど、やっぱり壽さんが一方的に話していたんだね


エスト「わかってたんなら、助けて下さいよ」


杏「ごめんごめん。ところで感じる?」


エスト「ええ、しっかりと」


どうやら、私達の考えは一致したらしい


杏「居るね此処」


私はエストを見つめ言った