透明な世界



シートを敷いて鞄とお弁当を置いた。


砂浜に絵を描いてみたり、砂を鳴らしてみたり。


「俺ジュース買ってくる!美波ちゃん何かいる?」


「俺、ラムネよろしく!」


「お前飲めねーじゃん!」


3人で笑った。


「私はいいや!」


「じゃあ待っててね!」


そう行って誠君は買いにいった。


「美波ちゃん!こっち」


と湊君に呼ばれた。