透明な世界



「あいついなくて残念でしょ!」


笑いながらそう言う誠君。


「別にそんなんじゃないよ・・・」


なんか顔が熱い?


「まぁ俺もこれ私にきただけだしさ~」


そう言って招待状と書かれた封筒をもらった。


「じゃあ俺帰るわ!あいつも待ってると思うし!」


「うん!ありがとう!また明日ね!」


「うん!じゃあ!」


そう言って嵐のように去っていった。


私は家に入って封筒を開けた。