大泣きしていると
その女性は



鍵を開けわたしに
「うっさい」とだけゆって

また 頬を叩きました



私は怖くなり
泣くのをやめ
部屋の隅で震えて
いたのをはっきり
覚えています。


そして
その日トラックの運転手をしていた
父は帰ってこず


兄は
私が風邪をひいたと
言われたそうです



私は
その日1日
部屋から出してもらえず
ご飯ももらえず

すごしました