「洋子…」


「ごめん…なさ…い…」


「何言ってるの?洋子。朝ですよ」


「ん…」


母に起こされて、ゆっくりと起き上がる
どうやら、あのまま寝てしまったらしい


「おは…よう」


「朝ごはん食べなさい」


「う…ん?」


部屋を出ると、美味しそうな匂いがする


「まだキッチンが使えないから、出来合いだけど…」


「うん、いただきます」


ゆっくりと朝食を食べながら、昨夜の夢を思い出していた