「律子…」


「よ…かった~…」


律子はそのまま座り込んだ


「心配したよ…」


律子の目には、涙が浮かんでいた


あぁ…本当に心配してくれたんだ…

それなのに私は…


「律子…ごめん…私…」


声が震える…

しかし律子は首を振った


「洋子…良いよ…良いんだよ…」


あぁ、これが本当の友達なんだなぁ…


「ありがとう律子…ありがとう…」


涙と笑顔が…


同時に溢れた