「関係…無い…?」


賢治は頭をくしゃくしゃとかきながら呟く

そして、私の方を向く


「関係無くねぇよ…俺はずっとお前を見てきたんだよ!お前の事が好きなんだよ!」


はっきりと聞いた賢治の気持ち…
凄く嬉しかった

しかし、賢治は続けた


「でも、お前が関係ねぇって言うんだったら、関係ねぇんだろうな…」


賢治はドアへ向かった


「悪かったな、急に…」


そう言い残して、出ていった