「ええ!一緒に荷物出したりしようよ?」

「後でやるよ。ガキじゃねえんだから、一人でやれよ。」

また、バカにした。

「ガキで悪かったわね!」

「ガキはガキだ。じゃあな。いきなり起しになんてくるなよ?」

そして振り返りもせず、去って行った。
むかつく男!おう!いきなり起しに行ってあげるわよ。

数分後。


「よし!そろそろ寝たかな。」


ノックはせず、音をたてないようにゆっくりドアを開けた。あら。カーテン閉め切ってる。


「うん?」
すると突然 後ろから抱きつかれた。

「きゃぁああ!!いやぁ!!!離して!!!」

思わず暴れてしまった。