心離れのルームメイト

「あんたに聞いてないんだよ!」


うわぁ!すごく乱暴な口調。


「いい加減にしろよ!何怒ってんだか知らないが彼女に八つ当たりするなよ!」


そう言い、尚は私をひっぱ叩いた。

「いったぁ」

「尚!!なんてことを!」


女性は私のほほに触れながら。


「大丈夫?」


私は逃げるように部屋から出た。


「もうあそこには帰らない!あそこには私の居場所なんて…ない!」