心離れのルームメイト

そういえばさっき動揺していたのか、
髪を乾かすの忘れていた。


「痛い!もっと優しく拭いて」

「うるさい!」

なんかすごく嬉しい。


「なんで泣くんだよ?」

「わかんない。」

尚は小さなため息をつき

「まぁソファーに座れよ?」

「うん」