心離れのルームメイト

そうやっていつも、出ていこうとしていく私を呼びとめてくれた。
そのたんびに、私。決意が揺らいだ。


「嫌。」

「…。俺がここまで言ってるのにか?」


絶対に嫌だ。


「勘違いしちゃうよ。そんな事言われたら。私。」


いつのまにか抱きつかれていた。


「離して。」