心離れのルームメイト

「やだぁ」


拒否してしまった。


「ごめん!考ちゃんには尚がいるのにね。ほんと、ごめんね。」

そしてリビングに戻ろうとした。

「けど、俺。やっぱり君のこと諦められないよ。それだけは覚えていて。」



それってまだ私のこと好きでいてくれているっていうことなの?


「…」

「それにしても、尚の奴。遅いな。」