心離れのルームメイト

「尚起きてるかな?」

「早くとってきなよ?俺。部屋の外で待ってるから。」


そして私は自分の部屋へ入ろうとした。



「朝帰りか。生意気な奴。」


この声は。

「尚。起きてたの?」


「ふわぁー。」


大あくび。


「もしかして寝てない…。」


「お前が心配で一睡もできなかった。」