そして中に入った。


「少しは慣れろ。勘違いされるだろ。」

「どう勘違いされるのよ?」

本当むかつく!このナルシー男が。


「お前、苦手なものは?」

苦手なもの、今の状況で苦手なものと言ったら。

「あんた。」

「殴られたいのか。お前は。」


じょっ冗談だって。


「食べ物のことだよ。」