心離れのルームメイト

尚はその場から立ち上がり。


「お前がそうしたいなら。これ合鍵。いつでも荷物取りに来い。」


そして部屋から出ていった。


「追いかけなくていいの?」

「いい。」

もう一度、秀平の胸に顔をうずめた。


「どうしても耐えられないときはいつでも連絡して。」