「お宝?」

「君のことだよ!考ちゃん!もう!手放したくないぐらい君のこと気に入った。」


それって褒め言葉?


「大袈裟だぞ!秀平!」


尚は少し怒っているようだった。どうしたんだろ。
もしかして。嫉妬?


「大袈裟なんかじゃないさ。なぁ?頼む!モデルになってくれ?」


いつのまにか。すぐそばに秀平が。


「でもぉ。私。」

「お金ならいくらでも払うから。頼むよ。」


そう言い頭を下げてきた。