「…何やねん…ジロジロ見て…」


兄貴は、うちの事を上から下まで眺めている。何か、変態っぽi…あでΣ嘘々頼むから殴らんといて!


「お前…なんだその格好…。」


「なんてって言われても…」


「なんつーか、地味だな」


ごもっとも!


「そうよ!折角スカート丈も短くしたっていうのに…あんまりだわ。」


そこで、オカンが会話に乱入してくる。


「やっぱり、スカートはオカンのせいかっ!」


うちのツッコミに、オカンは哀しそうな顔でいう。


「だって、東京に引っ越してきたんだから、東京の女子高生らしくやったっていいじゃない。」


「あんた、東京の女子高生なんだと思ってんねん。」


「それに…髪だって伸ばしてくれないし…」


人のはなし最後まで聞こうや泣。


オカンは人のはなしを最後まで聞いてくれんし。
すると、うちの携帯から着信音がながれてくる。