父さんは真ちゃんにもお酒を飲ませてしまう。




「真也君も泊まって行けばいい。飲酒運転は絶対駄目だからな。部屋は空いてるし問題はない。まぁ未來の部屋でもいいけどな。」




父さんが私の顔を見てニヤリと笑った。




父さんは私が真ちゃんをずっと思ってる事を、知っている。




「じゃお言葉に甘えさせていただきます。」




真ちゃん本当にいいの?




真ちゃんのマンションは、ここから歩いて行ける距離なのに。




真ちゃんは本当に泊まる気でいる。




「渉さん、東上先生と未來が同じ部屋は絶対不味いですよ。渉さんは何を考えてるんですか!」




智君が父さんに文句を言い出した。




智うるさい!