真ちゃんは東上先生とは別の人と思えばいい。




ここにいるのは私の担任の東上先生。




真ちゃんなんかじゃない。



私は真ちゃんが好き。




東上先生は頭痛は治ったようで、その後は買い物に付き合ってくれた。




食材を買いに行こうとしたら、私のお腹が鳴る。




恥ずかしいなぁ。




「飛鳥何処かで昼飯食おうか? 」




いいの?




私は生徒だよ。




「東上先生誰かに見られたらヤバくない?」




「大丈夫だろ、今日の飛鳥は高校生には見えないし、隣街だから誰にも見つからないと思うよ。」




うん。




多分大丈夫。




真ちゃんと一緒に食事だなんて、何年ぶりかな?