東上先生は白いスーツで、胸には赤いバラを付け、やっぱこの姿もホストらしい。




超似合ってる。




こんなホストいそうだな。



「飛鳥俺のホスト姿に惚れるなよ。」




惚れませんから。




女子に囲まれて鼻の下を伸ばしてる東上先生。




中田さんが東上先生の腕に、自分の腕を絡めて甘えている。




なんかやだ。




見たくない。




急いで視線を外した。




あんな東上先生は見たくない。




「未來どうした暗い顔して。」




「何でもないよ百合花。行こ。」




この気持ちはなんなんだろうか?




恋愛した事がない私には、この気持ちが何だか分からなかった。