「高広さん私なんか無理だよ。モデルなんて務まらない。」





「未來を見てると新しいイメージが沸いてくるんだよ。ヘアモデルには未來しかいない。」





高広さんは誉めるのが上手くて、私を直ぐにその気にさせるんだよね。





「分かった、私も東京へ行きたかったし、東京の美容学校へ行きたいんだ。」





高広さんがパンフを取り出した。





「この美容学校は俺が行ったとこで、こっちも俺的にはいいかなって思ってる。」





嬉しい高広さんありがとう。





「俺は未來の夢応援したいからね。」





「うん、高広さんにそう言って貰えると嬉しい。高広さんが父さん説得してくれたから、将来の夢に近づけた。」





「未來は頑張り屋だからね、応援のしがいがある。」




高広さんとはとてもいい関係なんだ。





町の人たちはかなり私たちの中を誤解してるけど。