「前園今言った事は本当なんだな。もういいから、前園が俺を思ってくれる気持ちは嬉しいけど、何回も言うけど前園の気持ちには答えられない。」





「どうして私じゃ駄目なんですか?」





「前園だから駄目とかでなく、生徒を恋愛対象には見れないよ。須美香の事は二人の問題だから、二人で話合うよ。飛鳥も百合香も心配してくれてありがとう。」





そうだよね、真ちゃん須美香さんの問題だものね。





真ちゃん泣いてごめん。





困らせてごめんなさい。





私は何も言えない。





亜果利は泣きながら部屋を飛び出して行った。





私は百合香と動けずにいた。





真ちゃんが大きなため息をついた。