「前園の気持ちは嬉しいが、飛鳥には早くこの学校に慣れてもらう為にも、リヤカーは飛鳥にやって貰うよ。」




そうだよね、覚悟決めなきや真ちゃんも一緒だし、多分大丈夫。




真ちゃんの顔をまっずく見て、「東上先生私自信ないけど頑張ってみます。」




飛鳥よく言った、そう言って真ちゃんが私の頭をなぜた。




その時前園亜果利が耳元で囁いた。




《いい気にならないで、東上先生は私の者だから。》



え、今なって言っての?




前園亜果利が怖いと感じた。




百合花が心配そうな顔で私を見る。




私は大丈夫だと笑った。




何か不安だけど、真ちゃんもいるし大丈夫だと思えた。