『晴弥様、社長が今すぐホテルに戻れ、とおっしゃっていますが…』 『はあ?なんでだよ』 『晴弥様に客人らしく今すぐ会いに行け、とのことです』 大学構内を歩いていた。 そうすると森本にそう言われ、渋々車に戻る。 なんでホテルなんだ? 用件があるなら会社でいいだろうに。 何を考えているのか分からないからな、あの人は。 そんなことを思いながら 移り行く景色を眺めていた。 胸のざわつきに 気づかないフリをして…