住宅街の辺りを抜けて行くと、チラホラとファミレスや、ラーメン屋などのお店が見えて来た。


ここら辺は、スーパーや色々なお店が所々に建てられているので、ちょっとした買い物をする時なんかは凄く便利なのである。



私が歩道を歩いている時に、前からスピードを出した自転車を乗った若者が、私の傍をギリギリで通過した時に、多少バッグが揺れた。


ぶつかりはしなかったけど、少しだけムッとしながら、自転車を乗った若者の後ろ姿を見つめた。


「危なかったじゃないの…」


本人にはけして言えない小心者の私は、離れた場所で少しだけ毒づいた。