純花と彼が初めて言葉を交わした日から2週間。 梅雨も明けて7月に突入して、純花の日課は復活していた。 午後7時までには本屋に行って20分間の立ち読み。 この2週間、純花は彼を見ることはなかった。 しかし以前のようにまた幸福な時間を味わうことができていた。