絶えることのない列に並び、注文をした。 ジェラートを受け取り、食べながら歩く。 味に満足しながら、黙々と口へ運んでいく。 「純香、一口ちょうだい。」 夢中になっていた自分のものから、顔を離し純香にそれを向ける。 「あーん。」 互いに一口ずつ交換して食べる。 女性同士の醍醐味の一つだ。