「受け入れはしなかったかもしんないけど、気持ちくらい、伝わった。」 子供を諭すような口調で話してるつもりなのに、なぜだか感情がわいてこない。 理由は知ってる。 目の前にいるのが、翼と陽だから。 「…もう、めんどくさいことはいいわ。」 自分が間違った方に行こうとしてるのだけはわかる。 「3人で、やればいいじゃない。」