服を着替えて、すぐに陽の家に向かう。 陽はあたしが来ると、いつも微笑みながら家にいれてくれる。 ここだけ子供のころからかわってないのは、なんだかずるい気もする。 部屋にいれると、すぐ舌を絡めてくるくせに。 ゆっくりとベッドに倒されながら、ふと思った。 2人には、あたしが見えてるんだろうか、って…。