そんな緋色に教えてもらった魔法は、さっき見た手から炎出すやつ。

「いいですか?
呪文は…」



《火を司る神ウルカヌスよ、我が手にそなたの力を!》


すると、さっきの様に、緋色の手に蒼白い炎が出た。

「これは何かに投げつけることも出来るんですよ。」

へぇ、かっこええ!!

神原助けたら1番に自慢してやろ(笑)

「やってみるか、」

えーっと…

《火を司る神ウルカヌスよ、我が手にそなたの力を!》

あ、微妙に炎…というより、火が出た。

「まぁ、最初はそんなもんですよ。
ちなみに、修行するとウルカヌスだけで出せる様になりますよ。」

そんなことをしてるうちに、谷下が起きた(いつまで倒れてんだよ)。

「なんか変な夢見たよ。
緋色ちゃんの手から炎が…
って、幸まで!?」

あ、また倒れた。

大丈夫か?コイツ。